目次
管理対象ユーザーと外部ユーザー
Boxには、[管理対象ユーザー] と [外部ユーザー] の2種類のユーザーがいます。
管理対象ユーザー
管理対象ユーザーは、管理者によって、Boxの管理コンソールから管理されているユーザーです。
管理対象ユーザーは、管理者により [管理コンソール] から作成されます。メニューバーから [管理コンソール] を選択し、[ユーザーとグループ] > [+ユーザー] ボタンをクリックします。
管理対象ユーザーは共通の企業ドメイン(@comture.com など)を利用し、下記の設定を行うことができます。※一部の機能はエンタープライズプランのみの機能です。
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- ストレージ割り当て容量
- グループ単位でのユーザー管理
- インスタントログイン
- アプリケーション管理
- ユーザーによるパスワードのリセット等の通知
- ユーザーアカウントの停止や削除
外部ユーザー
外部ユーザーは、管理者または管理対象ユーザーによってフォルダの共有者として招待された外部のBoxユーザーです。外部ユーザーとして招待したユーザーを管理対象ユーザーに変更することも可能です。
管理対象ユーザー・外部ユーザー選択例
管理対象ユーザーに権限を設定する
管理者は [管理コンソール] から管理対象ユーザの権限を設定することができます。
管理者
Boxアカウントの最上位の権限です。
・ 全てのフォルダへのアクセス権限
・ 全体的なアカウント設定(共有、アプリ、通知、セキュリティなど)
・ アカウントアクティビティのモニタリングとレポートの実行
・ セキュリティに関する変更のレポート (エンタープライズのみ)
Quick Tip : 管理者の変更する場合は下記手順で変更出来ます。
a) 管理コンソールからユーザーとグループタブを選択します。
b) 管理者の名前をクリックします。
c) ユーザーアクセス権限を編集からアカウント管理の変更を選択します。
共同管理者
以下を除き、管理者権限と同様の権限を持つ権限です。
・ 請求情報へアクセス
・ 管理者や他の共同管理者アカウントへのログイン
・ サイレントモードによるアクセス権
グループ管理者
グループを作成した際のグループ管理者です。
・ 特定グループ内のリポート実行
・ 特定グループ内へ管理対象ユーザの追加
・ 特定グループ内でのフォルダ権限を管理
一般ユーザ
一般ユーザです。前述の管理者・共同管理者・グループ管理者の権限は持ちません。
ユーザーアクセスと権限
ユーザは全てのコンテンツへのアクセス権限がない限り、全てのBoxのフォルダ構成は見る
ことができません。ユーザに権限を付与するためには、ルートまたはサブフォルダレベルでの
アクセス権限を付与するか、特定のフォルダへ招待する必要があります。ユーザのフォルダへの
アクセス権限は[管理コンソール]から確認することができます。
つまり、ユーザからは招待されていないフォルダは表示されません。また、アクセス可能な
フォルダであってもアクセス可能なフォルダがルートレベルかサブフォルダレベルかも
ユーザからは見えません。
標準ではコラボレータの権限は[編集者]権限です。管理対象者ユーザへ割り当てる権限と
しては標準的な権限で、アップロード・ダウンロード・プレビュ・共有・編集・削除が行えます。ただし、フォルダのセキュリティの設定は行えません。コラボレータとして招待されたフォルダより下位でサブフォルダの作成やファイルの操作を行うことができます。
外部ユーザへはその他の権限を付与することでアクセスを制限しつつ共有することができ
ます。たとえば、[アップローダ]権限では、フォルダに対してアップロード以外の操作はでき
ませんので大容量のファイルを受け取る場合などに有効です。
また、[ビューア]権限はデータルームとしてBoxを利用する場合などに有効です。
7種類のアクセス権限
Boxでのアクセス権限は下位フォルダに継承されます。
ユーザはアクセス権限が付与された(コラボレータとして招待された)フォルダより下位のフォル
ダまたはファイルには上位のアクセス権限が自動的に付与されます。
このため、アクセス権限を付与する場合はフォルダの参照させる範囲を確認して設定して下さい。
※"グループの招待を有効にする"は Enterpriseプランのみの機能です。
ユーザーのアカウント情報やアクセス権限を変更する
Boxでは、管理者によって管理対象ユーザーのアカウント情報やアクセス権限を変更することができます。
1:[管理コンソール] > [ユーザーとグループ] のユーザー一覧から [対象ユーザー] を選択します。
2:[ユーザーアカウント情報を編集] 欄や [ユーザーアクセス権限を編集] 欄の設定を変更します。
※ここで、既存の管理対象ユーザーのメールアドレスを変更することができます。
3:画面を下にスクロールし、[保存] ボタンをクリックします。
ユーザーの削除
管理対象ユーザを削除する場合は [管理コンソール] > [ユーザーとグループ] のユーザー一覧から対象ユーザを選択します。
[ユーザーアカウント情報を編集] セクションの [このユーザーを削除] をクリックします。
削除対象のユーザがBoxにコンテンツを保持していない場合は確認用のポップアップウインドウが表示されます。
Quick Tip : 外部ユーザを削除できない場合は対象外部ユーザがどのコンテンツにアクセスが可能か確認して下さい。また、外部ユーザをすべてのフォルダから削除することや管理対象ユーザとして招待することも可能です。
削除対象ユーザがBoxにコンテンツを保持している場合は、コンテンツを削除するかまたは他のユーザにコンテンツを転送するかを確認するポップアップウインドウが表示されます。
Quick Tip : ユーザを無効にしたりコンテンツへのアクセスを制限する場合は、管理コンソールのユーザタブから設定を行うことでアクセスを制限することができます。
Box - エンドユーザガイド - 基本操作
Box - 管理コンソール - ユーザ一括編集
Box - 管理コンソール - ユーザ一括登録
Box - 管理者ガイド - グループ管理
Box - ユーザの考え方 - 管理対象ユーザと外部ユーザ
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